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かぁことおばあさんと銀杯草

大正時代に建てられた建物です
 
西宮 甲山 神呪寺の山門前に
古い茶屋があります。

昔、まだ 車が余り走っていなかった頃
山道を登ってくる人は きっと この茶屋で 一息ついたことでしょう。

今はこの茶屋の上に車道が整備され、ほとんどの参拝客は車で
やって来るようになりました。

茶屋を訪れる人は少なくなってしまいましたが、
おばあさんとその娘さんがまだがんばっています。

さて。この茶屋には看板むすめがいます・・・・
カー カー
茶屋の看板娘 カラスのかぁこ

お客だカー
かぁこは お客さんが来ると
『カー カー』と大きな声で鳴いて知らせます。


二十年前、私はもっと若かったんだけどねー
かぁこがこの茶屋にやって来たのは、もう二十年以上も昔の話
店の前で、飛べなくなってうずくまっていたカラスは
おばあさんに保護されました。

カラスは どこかで飼われていたのか
初めの頃 『お母さん、お母さん』と
小さな女の子の声をまねして しゃべっていたそうです。

カラスの右の翼は とても傷ついていて
もう二度と空を飛ぶ事はできませんでした。

おばあさんは 何気なく かぁこと名づけました。
そして 他のカラスにいじめられないように
ゲージの中にいれて、昼間お店を開ける時には
お店の横に置く様にしました。
もしかして 前の飼い主が通りかかるかもしれませんから・・・


夜はお店の中で眠ります。

ほれ、ごはんだよ
かぁこのご飯はキャットフード
おなかがすくと おばあさんを呼びます。

遊んで、遊んで
おばあさんには 甘えるかぁこですが、
知らない人が近づくと
その鋭いくちばしでつつかれてしまいます。

でも 彼女は遊び好き
ゲージの間から 木の枝を
差し込んでもらうと 取りっこをしたり
放り投げたり、
本当はかまってもらいたい かぁこなのでした。


銀杯草、銀さかずき とも呼ばれています。上向きに咲いた花が小さな杯のよう  花言葉は心が和む、楽しい想い出
かぁこのゲージのそばには
白い可憐な花が咲いていました。
銀杯草です。

『かぁこのフンのお陰で、仲間を増やし
 きれいに咲くようになったのよ 』 とおばあさん


山門を吹き抜ける風が さやさやと
ゲージの中を 
銀杯草の上を
通り抜けて行きます。

二十年・・・
決して 短くはない年月

かぁこと
おばあさんと
銀杯草の上を
時間が
流れて行きます

これからも
まだまだ
お達者でいてくださいね。



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2009-06-29(Mon)
 

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花も団子も好き!
日常の小さな発見をブログに出来たら楽しいかなと思ってます。
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